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Resolusion place / Anchorage Alaska, the United State







この旅の最後にアラスカ最大の街 Anchorage に立ち寄った






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空港から街に向かい 時間をかけてゆっくりと Down town を歩いた





"Resolution Place"


遙か遠くまで 美しく輝く海が印象的だった




"4th Ave."


観光客らしき人々でにぎわっていた


この旅でこんなに人を見たのは初めてかもしれない




"Ship Creek"


すごい数のキングサーモンが集まっていた

そして その近くでキングサーモン釣りをする人々の多さには ただ驚くしかなかった





しばらくキングサーモンを眺めた後 すぐ側の駅に1日1本の列車が到着するとのことで向かってみた




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駅に着くと まだ列車は来ていなかった


到着予定の時間はすでに過ぎている




駅ではいろいろな人が待っていた




〜 家族を迎えに来た人 荷物を取りに来た人 タクシーの運転手 そして観光客 〜





人々は時間が経つにつれ 徐々に増えていく




30分ほど遅れたころであろうか


ようやく列車はホームへと近づいてきた




ゆっくり ゆっくりと





そして "ALASKA" の文字が刻まれた列車はようやくホームに停止し


大勢の人々がホームへと降りてきた





皆 一様に笑顔を見せていた





この列車から見た大自然は果たしてどんな風景に見えるのだろうか




しばらくその様子を眺めた後 どこか別の場所へ行くことにした






駅を出ると空港行きのシャトルバスがちょうど目の前に止まっている



特にすることも無かったので そのままシャトルバスに乗って空港へ戻ることにした





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小さなシャトルバスは列車から降りてきた人で満員となっていた


人々は列車から見えた風景のすばらしさなどをお互いに語り合っている



きっと列車に乗っていなかったのはバスの運転手と自分だけに違いない





シャトルバスは街の中のホテルを転々とまわりながらゆっくりと空港へ向かっていた




結局 空港まで1時間以上もかかってしまったが


まるで市内観光ツアーにでも参加しているような気分を味わえなかなかいいものであった







時刻は夜の11時



このまま朝まで空港で過ごすことにした





徐々に外は闇夜へと変わっていく





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暗闇はすぐに光を取り戻し アラスカでの最後の朝の姿へと変わっていった




出発の時刻は朝の7時前だった



チェックインを済ませ Seattle 行きの飛行機に乗り込む



この数日間の出来事が非常に長い月日のように感じた


旅の終わりはいつもなんともいえない気分になる





そして飛行機は空へと飛び立った




窓の外 遠い遠い 空の向こうに


  雲から顔を出した Mt.Denali が 天の瞳に照らされて光り輝いていた





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"Last Frontier"




自然は力強く そして儚くももろいもの



この場所には 本来の自然の姿が


  どうにか残り続けている




だが私たちは今の生活を 無謀にも


より豊かにするといって


このかけがえのないものを 知らず知らずの間に


失おうとしている





「本当に豊かなもの」



そのことに人々が気づく頃には


    いったいどうなっているだろう





私たちの子供達は


果たしてどう思うだろうか




私たちが残した未来を...









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