roma



Pizza di Spagna / Roma . Razio , Italia






とうとうイタリアに来てしまった。



    レオナルド・ダ・ヴィンチ空港を後にし、ローマの街へ向かうバスの中から イタリア語で書かれた看板を見たとき、

僕はつくづくそう感じました。



"この国だけは、来ることがないと思ったのだが..."



乾燥した冬の晴れた日中、僕を乗せたバスは、いつの間にかローマの市内をゆっくりと進んでいた。









古い遺跡が本当に街に溶け込んでいる...

この街に来る前まで、古い遺跡が街の中に存在するということが信じれなかった。

しかし、この街の町並みを見て納得してしまいました。  不思議なものですね。

まずは Colosseo (コロッセオ)、Fontana di Trevi (トレヴィの泉)、Pizza di Spagna (スペイン広場) と

定番の観光名所へ。

ここまで来ると、ふと映画「ローマの休日」が頭をよぎりました。



あの映画に出てきた場所に行ってみよう。



と言うことで、地下鉄に乗り Santa Maria in Cosmedin (サンタ・マリア・イン・コスメディン教会) へ向かいました。

ちょうどこの教会の入り口の横にはあの Bocca della Verità (真実の口)があるのです。


地下鉄の駅を出て、教会へ向かう途中 Circo Massimo (チルコ・マッシモ)と呼ばれる古代の戦車競技場跡を

歩いていると、馬に乗って散歩(?)を 楽しんでいる人々に出会いました。

太古の人々の生活はこんな風だったのでしょうね。

続いて、Castel Sant'Angelo (サンタンジェロ城)へ。 

夜にこの場所へ行けばもっと趣があると思ったのですが結局行かずじまいになってしまいました。


ここでなぜかふと教会へ行ってみたくなりました。 

ホテルに帰るにはまだ早かったので、ホテルの近くの Santa Maria Maggiore (サンタ・マリア・

マッジョーレ大聖堂)へ行くことにしました。

ヨーロッパの教会はなぜか心が落ち着くのです。

明日は、サン・ピエトロ寺院へ行ってみよう!

教会を出て、ホテルに戻った後、食事をとるために近くのレストランに行きました。 注文したピザがやってきて、

それを食べているとギター片手にカンツォーネを歌うおじさんがやってきました。 

店のメニューに”音楽を演奏する人にお金はいらない”と書いてありましたが、

ふとチップをあげたくなってL1000を渡しました。

ところがそのおじさん、すごく嬉しそうな顔をしたのでよく見るとL10000札を渡していました...

ショックである...

その後しばらくおじさんによる音楽のサービスが続いたのですが嬉しいような悲しいような

何とも言えない気持ちでした。

そんな感じで、ローマでの一日目は過ぎてゆきました。




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