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Capileira Village / Las Alpujarras . Andulcia , España





Granada から向かうこと約3時間




次に目指した"白い村"は

Sierra Nevada の山々に囲まれた 天上の村々だった




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Valle de Poqueira (ポケイラ渓谷)





この日の行き先を決めたのは 朝、食事を済ませGranada の街を出る直前だった






"Lanjarón  Órjiva  Bayacas  Carataunas ... "


Sierra Nevada の山々の南側、

Las Alpujarras の村々を進むに従い 道は狭く 険しくなっていった




"Valle de Poqueira の入り口の村 Pampaneira "



ふと車を止めて 来た方向を振り返ると

何処から来たのかさえ分からないほど 幾重もの山々が連なっていた




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Bubión



最初に立ち寄った この小さな村で

迎えてくれたのは おじいさんと 犬と ロバたちであった



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この辺りでは 今でも移動手段としてロバを用いる人達がいる




人なつっこいのだか 臆病なのだか...



村のスーパー兼食堂にいる主人を 暇そうに待っている子達であった



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村は本当に小さかった


村を少し歩くと すぐに端っこにたどり着く



でも 昼時ということもあり 多くの村人とすれ違う



"¡Hola! "



太陽の下 知らない人と交わす挨拶が これほどに気持ちのよいものなのか


改めて 実感した





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村を歩き終え 出発の準備をしていると


あのロバたちも主人に連れられ ゆっくりと何処に向かって歩いていった




〜 今 自分がスペインにいるとは思えない 〜



そんな気持ちにさせてくれる光景だった



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Capileira



"ゆっくり来たこともあり 思った以上にたどり着くのに時間がかかってしまった

この後の予定を考えると あまり長居はできなさそうだ ...
"





Las Alpujarras の目的地 Capileira にたどり着いたとき

最初はそう思っていた





"Sierra Nevada 登山の入り口

おいしいミネラルウォーターの湧き出る村 "




住民約五百数十人の この小さな村に 数多くの人々が集まっていた




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車を降り 人々の集まる Main Street へと向かう




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やはりここでも ロバたちが 主人の帰りを 暇そうに待っていた




次に 人々の住む街中へと 少し向かってみた




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周る所から 子供達のはしゃぐ声が聞こえてきた



そしてさらに先へと進んだ



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坂を下ると そこには生活の匂いのする 白い村の風景が広がっていた






〜 この村の歴史が 刻まれた家々 〜




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〜 その家々と共に生活する者たち 〜



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道を歩いていると 犬たちがどこからかやって来る

彼等もこの村の住人なのだろう



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そして村の端まで行くと 周りに広がる美しい山々を展望することができた



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ここで見た光景は 全てが あまりにも美しく


同じ道を 何度も何度も行き来していた




そしてふと気づいた




〜 ここは 心の中で憧れ続けていた あの情景そのものだと 〜




そのことに気づくと この場所にもっと居たくなってきた





"Cafe でゆっくり食事をとり 紅茶を飲みながらゆっくり本を読む "




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贅沢な時間を 思い存分に過ごした


そして 時間は いつの間にか PM4:30



"そろそろ出発することにしよう  4時間も居たことだし "



出発の準備をしていると 見覚えのあるロバたちが こっちを眺めていた




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結局 この日予定していた他の所には行けなかった


それも旅の楽しみ


でも 泊まる場所のめども立っていない


それに 明日はMaroc に向かう日


こんな所で のんびりしていていいのだろうか?



だが ここで長時間過ごしたおかげで この夜 思いもよらない出来事に遭遇することとなる





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