Camel / Hatta. the Emirate of Dubai , U.A.E
Dubai 郊外の砂漠を越え 隣国Oman への国境を越え
我々を乗せた路線バスは 山々に囲まれた何処にでもある小さな村へと辿り着いた
"the Emirate of Dubai , Hatta / U.A.E "
その村はまさしく元居た国United Arab Emirates (U.A.E) にあるのだった
〜 荒涼たる大地に囲まれ ただ真っ直ぐに延びる道 〜
そして その道路を ひた走って辿り着いた村
しかしその道に 目に見える国境は存在していなかった
〜 何処まででも続く大砂漠 容赦なく照りつける太陽 中近東独特の乾いた大地 - 岩肌 - 〜
この移動の行程で目にした風景は まさに想像していた通りのものだった
" Oman - U.A.E 国境 "
本来 我々がこの国境を越えるにはVISA が必要である
なのにここには Passport Control すら無かった
いや 本来国境とは そうあるべきなのかもしれない
元来此処に暮らす人々にとって 国を分ける境など 意味を持ちえるものなのか
Hatta の街は静まりかえっていた
〜 山間の 何処にでもありそうな田舎の村 〜
休息のときなのか 昼間の暑い時間帯の所為か
村の中を歩いても 外で人々の姿を見ることはまず無かった
太陽の下に居るのは もしや目の前の この一頭のらくだだけかもしれない
数時間後 街を去ることにする
見えぬ国境を目で追いながら 見知らぬインド人達と共に
ギュウギュウ詰めの乗合いタクシーで再びDubaiを目指した