ポルトガル中部の漁師町
"Nazaré "
男達は海へ向かい 女達はたくましくも街を守る
此の旅において 最もここがPortugal を感じた場所だった
バスに揺られ この街に辿り着いた頃には 土砂降りの雨は止んでいた
遠く丘の上から 二重にも重なる虹が下の街へと繋がっている
静かに輝くその光景が 心の中に暖かい光を注ぎ込んでいた
そして 街に流れる"
時 "が再び動き始める
〜
A Praia / O Sítio プライア地区 / シティオ地区 〜
ケーブルカーに乗り 崖の上の街 (
プライア地区) に行くと
海岸沿いに広がる
Nazaré の街 (
シティオ地区) が一望できる
この光景への憧れが
Nazaré を訪れるきっかけとなった
〜 シティオ地区 〜
"
Igreja Nossa Senhora da Nararé (ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会) , Capela da Memoria(メモリア礼拝堂) "
由緒ある神々しい建物に囲まれて 女達が今日も店を並べる
いつしか目線は 歴史よりもそんな彼女達の働く姿に向けられていた
この街で 働く女性の姿は美しい
夕闇が辺りを包む
〜 漁師町
Nazaré リゾート地
Nazaré 〜
街に漂う大海原の薫りは 夜が深まるにつれて薄くなり
徐々に "漁師町 → リゾート地 " へとその姿を変貌させてゆく
"
PM 11:00 "
至る所がライトアップされた街は 人々共にまだ眠ろうとしていない
再び 朝が始まる
人々の姿は 全くと言っていいほど見あたらない
海岸には 海鳥達の楽園が広がっている
そしていつの間にか 街は海の香りが漂っていた
"
AM 8:30 "
自然の光線にライトアップされた街は まだ目覚めようとしていない
〜 プライア地区 〜
街には至る所に女達 しかも年配の女達がたむろっている
いや、 彼女達はただたむろっているのではなく たくましくも労働に勤しんでいるようだった
そんな一人に声を掛けられ この漁師町では
彼女の自宅と言う名の宿 (
Private Room - Quarto - :部屋貸し ) に滞在することになった